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TEACHER講師紹介

藤倉先生

インタビューでご紹介!

個別指導塾SEIZE(セイズ)が、他の個別指導と一線を画す源泉となっている「チーム個別指導」

チーム個別指導とは、「担任」を中心とした講師陣チームによって
お子さま一人ひとりに合った学習方針を立て、全科目総合的な成績アップにアプローチする指導方法です。

担任は、単なる営業マンではなく、自身も「講師」として授業を受け持ち、圧倒的な合格実績を残すSuiteクラス、Firstクラスの講師が担当。

最前線で活躍する現役講師が、いわば「チームリーダー」としてお子さまの学習方針を指揮するため、昨今の学習改革に沿った最適な学習方針の立案によって全科目総合的な成績アップに貢献し、志望校の合格へ導きます。

このページでは、SEIZEの誇る「チーム個別指導」を牽引するプロ講師を、インタビュー形式でご紹介いたします!

 



藤倉先生 
 
専門科目 国語・古典・社会 



学生時代にニュージーランドで
1年間留学し、大学卒業後はインドネシアにて約5年間、現地法人の立ち上げに従事。海外での経験を通じて「学び」の重要性を実感し、「つながる学習」という理念に共感してSEIZEに入社。SEIZEでは「全教科に通じる国語」と、受験合格に留まらない「一生モノの学習法」の研究を日々続け、社会に出ても通用する「成果の出る考え方」を生徒に伝える授業を心掛けています。 

 


 


海外経験から学んだ「つながる学習」の大切さ
 

 

— 藤倉くん、早速だけど、国語と社会を専門に選んだ理由から教えてもらえるかな?

島津先生からのインタビューは入社試験以来ですね(笑)よろしくお願いします。僕は、学生時代にニュージーランドに1年間留学したんですが、そのときに、英語が話せるだけでは表面的な会話に留まりがちだなと感じたんです。(芸人の)ザキヤマみたいに笑いを取っている日本人の友達もいたんですが、なんだか薄っぺらいというか…。一方で、日本の文化や歴史を知っていて、自分の考えを自分の言葉で話して、”しっかりと”コミュニケーションが取れている日本人を見て、カッコいいなって思ったんですよね。そこで、英会話って「どう話すか」以上に、「何を話すか」だ、つまり日本語で自分の考えを持てるように、国語や社会が実は超大切なんじゃないかと思うようになって。英語より国語・社会だなって思いました。 

もちろん英語も得意ではあって、今も英語の授業を担当していますが、あのときの経験が「何を話すか」の土台をどう育むかという視点を持たせてくれました。

 

— なるほど。たしかに海外経験をすると、日本の文化や歴史に対する理解の重要性を感じるよね。それがきっかけで、今の藤倉くんの指導スタイルにもつながっているわけだ。(留学中の)印象的だったエピソードとかある?

 

ニュージーランド人の高校生の友達に応援している政党を聞かれたことがありました。ニュージーランドの政党ですよ?知るかっての(笑)と思いながら「パーティー?それ楽しいの?」とかごまかすしかなかったです。(※政党は英語でpartyといいます)

でも、向こうも食い下がってきて、じゃあ日本の政党ではどんなのがあるんだって聞いてくるんですよね。高校生のときですから、いや、それも知らんって!その時は正直に答えて、欧米圏と日本の教育の違いのほうへ話をそらしましたが、内心恥ずかしかったですよね。自分、日本のことなんも知らんやんって。


— 日本の詰め込み授業では難しいよね。最近の総合選抜(旧AO)入試で、やっと、社会問題などの知識を踏まえて自分の考えを求められることが増えてきた感じがするからね。でも、日本の高校生は慣れてないから、総合選抜の対策をやっていても知識拡充がすごく大切になる。知識の裏付けのない”うすい”主張は、面接で聞いてても分かるから落ちちゃうよね。国語と社会についてはわかったけど、塾講師を目指すきっかけになったのは?前職は全然違うよね。

 

前職は製造業で、その前は税務会計ですね(笑)。どちらもインドネシアで(働いていました)。転職理由のあるあるかもですが、企業相手に仕事をしていると、直接顔が見える相手に仕事がしたいなと思うようになっていました。そして、向こうで(日本人と)結婚して、子どもが生まれることになったんです。それを機に、どこで子どもを育てるか考えるようになって、最終的に日本での子育てを決めました。さっき言ったように「日本人たるもの日本語と日本文化を知らな、あかん!」と思って。その時に、自分の子どもの教育を考えたら、日本ではどうやって教育してるんだっけって調べるようになって、教育に興味を持ったんです。最初は幼稚園や保育園に興味があったんですが、特に子どもが自分のアイデンティティを築いていく小・中・高校生の時期に関われる指導に魅力を感じて、講師を目指すことにしました。大学時代に教職課程もあったのに、さぼってたことを初めて後悔しました(笑)。

 

「つながる学習」に共感してSEIZEへ

— 子どもの教育を考えたのがきっかけなんだね。それで数ある塾の中で、SEIZEを選んだ理由はなんだったのかな?

 

僕が学びで大事だと思っているのは「つながり」なんです。勉強の面白さってそこですよね!知識が断片、断片にあっても、つながりや関連性がわからないとただの暗記だから面白くないです。でも、知識と知識が何かと結びついた瞬間って、「あ!そういうことか!」ってワクワクするじゃないですか。そういう発見の積み重ねこそが、本当の学びの醍醐味だと思っていて。SEIZEの「つながる学習」の理念は、僕の考え方と一致していて、共感できるところが多かったですね。

 

— わかるよ。SEIZEの「つながる学習」というコンセプトはそういうつながりも意識しているからね。そういう意味でも、藤倉くんの指導スタイルはSEIZEにぴったりだと思うけど、じゃあ、藤倉くんが工夫している指導の特徴を聞かせてくれる?

 

やっぱり褒めることですね。塾に来てくれる生徒は勉強に悩みがある子も多いですから、どうしても褒められる機会が少ないんじゃないかと感じています。小さな進歩や努力した姿勢を見つけて、そこをしっかり認めてあげることで自信を持ってもらえるように心掛けています。

 

— 確かに、勉強が苦手な子ほど、褒められる経験が少ないかもしれないね。褒めることの積み重ねが、信頼関係にもつながるんじゃないかな?

 

その通りですね。特に僕が気をつけているのは、授業中のテンションや表情です。褒めるときってこちらが恥ずかしがってたらもちろんダメだし、無表情ではお世辞だって思われちゃう。だから、褒めるときには全力で褒めます。生徒が引くくらい、生徒の代わりに喜んだりしますね(笑)。あと、代わりに怒ることもしますかね。学校の先生や社会の理不尽さとか。信頼関係に加えて、僕のほうが怒ると、生徒さんは逆に冷静になるので、効果的な打ち手が見つかったりします。


― 藤倉くんの授業を見ていると褒めすぎかもって思うけどね。褒めることで、こちらの考えを押し付けちゃうことにならない?

日本の文化って、どうしても褒めることが苦手な傾向があると思うんですよ。だから、生徒も褒められ慣れてない。だからこそ、どんなに小さなことでも積極的に褒めていきたいですね。ただ、もちろん褒めるという行為は、僕の基準だけで「これが正しい」と押し付けてしまう恐れがあって、それは避けたいです。だからテストの点が上がったとか結果だけで褒める、ということは最小限にします。定期テストの点数が上がっても、実力テストや受験、もっといえば「生涯学習」の意味ではそれだけで満足してほしくないんです。もちろん一つの成果として喜ぶけど、結果そのものよりも、努力した姿勢や過程を認めてあげたいし、自分自身で認めてほしいです。勉強って、本来成果が出るまで短くても3ヶ月とかかかるので、本人がまだ実感できていない成長にも気づかせてあげたいんです。「確かにテストの点には”まだ”結びついていないけど、こういうことができるようになったんだね」という視点で褒めて、学びの手応えを感じてもらえるように意識しています。

 

― なるほどね。

ただ、褒めるというだけでなく、単純に「伝える」という面でも笑顔とテンションは重要だと思っています。こちらが緊張していたり、テンションが低いと生徒にもその雰囲気が伝わってしまうし、どこか退屈そうな授業になりがちですから。だから、僕自身が心から楽しんで授業をすることで、生徒も安心してリラックスした状態で授業を受けてもらえるように意識しています。自分が勉強して本当に面白いって思ったことを、本当に面白そうに伝えるようにしています。生徒が「こいつ(藤倉)がなんでこんなに興奮してんだ?」って思っているかもしれませんが(笑)そういう面白さや“熱”を伝えていきたいですね。

 

— そういう雰囲気づくり、すごく大事だね。じゃあもう少し踏み込んで、藤倉くんの授業では、どのように取り組んでいるの?具体的には何が成績アップにつながると思う?

 

科目の枠を超えたつながりを意識しています。島津先生から教えてもらったことですけど(笑)。僕が担当している国語、英語、社会、古典の授業では、それぞれ、言語や文化ですから、共通することはありますよね。たとえば、国語の授業でも「英語の似ている文法ってなんだっけ」とか、古典の文章が、社会の歴史とどう関係しているかといった具合に関連づけて聞くんです。そうすることで、一つの授業が他の科目の復習や理解に自然とつながっていくんですよね。というか、そうやってこちらから聞いても全く覚えていないから、そこで復習しろと指示するんです(笑)。そうすると生徒も覚えていなかったことを自覚するので、ちゃんと復習して定着しやすくなります。でも、また忘れるから、また聞いて、思い出させて、復習させるの繰り返しですね。だから授業数がいくらあっても足りないという(笑)。授業中に何を伝えるか、優先順位づけが講師としての腕の見せ所ですかね!

 

— だね(笑)そうやって科目を超えてつなげるんだね。たしかにテストでは、答え自体は簡単でも、どうやって知識をつなげて、その答えまで”飛んで”くるかは、関連なさそうなところからつなげる訓練が必要だよね。では、授業以外の時間や日常生活で、生徒に意識してほしい学びの姿勢があれば教えてくれる?

 

勉強を日々続ける上で大切なのは「習慣づくり」ですね。僕は自己啓発が趣味なんですよね(笑)。「習慣」ってホント最強なんですよ!続けること自体を頑張ってちゃ、そりゃ続かんねって思います。できれば、歯磨きと同じくらい当たり前な習慣として、勉強を毎日の生活に自然に組み込んでもらいたいんです。続けるために特別な努力をするのではなく、最初は無理のない範囲で自然と続けられるところから始めて、勉強法や学びの習慣をつけてもらえるように指導しています。ただ、どこまで伝わっているか…。習慣って、僕にとっては超ど真ん中の最強パワーワードなんですが、あんまり共感してくれる人がいないですよね、残念なことに(笑)

生徒のポテンシャルを引き出すためのサポート

 — 習慣化を目指すことで、無理なく続けられるように工夫しているんだね。じゃあ、ほかにはある?自己啓発的に?

 

んん…。メモしてほしいですね。自分が学んで「おお!」と思ったこととか、今日勉強して「なるほど」と思ったこととか。この間、だれだったか、SEIZEの大学生講師が授業中にとても良いことを言っていました。「本当に腑に落ちたときって『そりゃそうだ』って思ったときだ」と。たしかにって感動しましたね。解説を読んだり聞いたりして、「なるほど」「へー」とか思っているうちはまだわかってないですよね。本人はわかったつもりだけど、実はわかってない。だからテストでは絶対、できない。つまり点はとれないですよね。
授業を1時間とか受けていて、何一つとして感じるものがないというのは、先生や講師側のせいですけど(笑)、少しでも、なるほどと思ったことは書き留めろって言っていますね。慣れてない子には何を書き留めるかまで(僕の授業では)伝えますけど、そうやって何回も書いていくうちに、解説を聞いたときに「そりゃそうだ」って感想に変わる気がします。そこまで腑に落ちて「わかる」ができれば、「できる」までもう少しですよね。

 

ー SEIZEの「ポイントノート」みたいなものだね。最後にすごく抽象的に聞くけど、なにか教育の「軸」とか、信念みたいなものはある?

ええ。ムズっ!えーっと…。僕は「ワクワク」って感情を大切にしています。以前、SEIZEでも「本気スイッチを押し続ける職人」みたいなキャッチコピーをつけてもらいましたけど、僕の指導スタイルというか、自分が面白いと思ったものをそのままテンション高く伝えるというのにもつながっているんですが、そうやって生徒にもワクワクしてもらいたいなって。「え、これやったら、俺/私できそうじゃね?」みたいにワクワクして思いたいです。こんな感じで答えになっていますか?

 

― いいよ。続けて(笑)

 

「ワクワク」っていう感情を大切に、生徒のやりたいことを引き出して、そこを実現させてあげるためのサポートをしていきたいと思っています。「ワクワク」って、特に無意識にブレーキをかけてしまっている部分や、気づかずに抱えている悩みを覆い隠してしまう力があると思っていて。授業の中でも、ただ答えを教えるのではなく、いろいろな科目や知識をつなげて学べるように、話題を広げたり深めたりしていくことで、「あれ?次のテストできるかも」「あ!できた」「あれ?俺/私できるかも?」「あれ、まじでできるぞ」みたいに、少しずつワクワクと自信がつながっていくような感じが好きですね。そうやって、生徒が持つ自分のポテンシャル(天才性)に気づいて、それを最大限に解放していってもらいたいと思っています。

 

— それが、まさに「つながる学習」を通して得られる本質的な学びなんだろうね。藤倉くんのこれからの指導にも、ますます期待しています。インタビューお疲れ様でした。