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TEACHER講師紹介

植田先生(数学・理科チーフ)

インタビューでご紹介!

個別指導塾SEIZE(セイズ)が、他の個別指導と一線を画す源泉となっている「チーム個別指導」

チーム個別指導とは、「担任」を中心とした講師陣チームによって
お子さま一人ひとりに合った学習方針を立て、全科目総合的な成績アップにアプローチする指導方法です。

担任は、単なる営業マンではなく、自身も「講師」として授業を受け持ち、圧倒的な合格実績を残すSuiteクラス、Firstクラスの講師が担当。

最前線で活躍する現役講師が、いわば「チームリーダー」としてお子さまの学習方針を指揮するため、昨今の学習改革に沿った最適な学習方針の立案によって全科目総合的な成績アップに貢献し、志望校の合格へ導きます。

このページでは、SEIZEの誇る「チーム個別指導」を牽引するプロ講師を、インタビュー形式でご紹介いたします!

 



植田先生

専門科目 数学・算数・理科全般




2016年の立ち上げ期から個別指導塾SEIZEに参画。前職の大手塾では、SIEZE設立前の島津とチームを組み、数多くの生徒を第一志望合格に導く。小学~高校・医学部受験の理系科目全般を広く担当し、特に物理・化学では合格実績No.1を達成。SEIZEに参画してからは、独自の数学解釈によって「センスのいらない数学」を指導方針として打ち立て、SEIZE理系科目の主任を務める。現在は、新傾向の試験に対応すべく、個別指導特化のオリジナル教材や、新科目「情報」の個別指導特化カリキュラムを総合プロデュースしている。

 



指導可能科目は、理系科目ぜんぶ!

―  植田先生、よろしくお願いします。今日はSEIZEホールディングス株式会社の統括部長としての植田先生ではなく、チーム個別指導塾SEIZEのエース講師としての植田先生に迫っていきたいと思います。
前職の塾でも理系科目全般で大人気講師だったと聞いています。今はSEIZEでも理系科目を一手に引き受けているわけですが、まずは各科目ごとの指導実績を聞いてもいいですか?

 

よろしくお願いします。わざわざハードルあげるねぇ。

 

まず講師歴は13年目になりました。受験生を担当することが多かったです。自由が丘という土地柄なのか、大学受験の高校生を担当することが多く、次に中学受験の小学生、高校受験の中学生という順番です。高校生には、数学と化学と物理を担当することが多く、これらは講師歴と同じ13年の経験があります。前職では、合格実績が一番でした。

医学部受験生も担当していたので、生物も受験対策として指導していました。地学も指導経験はありますが、地学は他に比べると少ないです。とはいえ、大学受験として全科目担当しています。さらに、大学受験だけでなく、高校、中学受験でも、理系科目はひと通り全部指導できると自負しています。


―  科目数がすごいですね。高校数学と高校理科で合計5科目、中学数学と理科で2科目、算数と小学理科で2科目。全部で9科目ですか。科目数が多いと、それぞれを区別するのが難しくないですか?

 

そうだねぇ。まずは、それぞれの学年、それぞれの受験で、なにをどの程度理解すべきかを区別するのが難しかったです。特に理科ね。

 

中学受験ならここまで、高校受験ならここまでと、ある程度は決まってるんだけど、受験する学校のレベルによって、理解すべき深さが異なるからね。科目数が多いぶん、授業準備に時間がかかります。最近は経験も長くなってきて、(自由が丘近郊にお住まいの生徒さんに)人気のある学校はカバーできていると思いますが、最初はとても苦労しました。

 

また、多くの先生にもありがちですが、数学も理科も奥が深くて面白いんです。語りだしたら夢中になってしまうことがありました(笑) でも「それを話して、入試の点数につながるか?」の区別は大切だと思います。モナリザ(絵画)の数学的美しさとか、フェルマーの最終定理とか、相対性理論とか、けっこう熱く語れるよ?(笑)でも、点数にはつながらないでしょう?これは例えが極端すぎるかもだけどね。

 

あとは、理系科目は、どうしても「積み重ね」の部分が大きいので、生徒さん一人ひとりの理解度に応じて、どの程度さかのぼって解説するかの判断が難しいです。入試まで制限時間もあるからね。

 

ー モナリザとか相対性理論はめちゃくちゃ興味ありますけど、それは別の機会に聞かせてください(笑)
理系科目は「積み重ね」というところ、もう少し詳しく教えてもらえますか?


そもそも、数学は「センス」の科目だと思われているんですよね。数学のセンスがあれば伸びるし、センスがなければ伸びない。いろんな理系の先生と話していても、センスがあるかないかで生徒を見てしまうようなんです。どんなことにも才能というのはあるので、数学にもセンスがあることは否定できないけれど、でも、それってさみしいじゃないですか。

 

僕もセンスの有無を否定はできないけど、でも、あくまで受験数学においては、センスより反復練習と再現性で、ある程度までは伸びると信じてきました。しかも、日本の数学カリキュラムは、算数の理解があって中学数学、中学数学の理解があって高校数学と、順番に勉強するように作られているので、それをさっき「積み重ね」と言いました。小学生のころから各学年で、それぞれの単元が身につくまで反復練習をしてきた積み重ねがあるかで、理解度が大きく変わります。

 

でも、あまり多くの生徒は、積み重ねを意識して反復練習をしてきてはいないんですね。数学が好きですという程度では、厳しい言い方だけど、怪しいことがあって。だから、どこかの単元でつまずいたとき、その単元が理解いただけなのか、それ以前の単元でつまずいたのか、しっかりと見極めないといけない。しっかりと見極めたうえで、受験本番までの時間と逆算して、どこをどの程度さかのぼっていくかはとても難しいです。

 

理科についても、化学・生物は暗記内容も多く少し違うのですが、物理は今の数Ⅲの微積分までの知識があってこそ、より深く理解できるのが、でも、高校3年生から始めては遅い。受験本番までに問題演習による「反復練習」がしきれないからね。だから、まだ数Ⅲに入るまえの、高1、高2のタイミングで、物理をどう指導していくか、ここは大変でした。


数学は「テーマ」でつなげれば、センス不要!

― うお。すごい…。ちょっと…、たぶん半分くらい何おっしゃっているのか理解できていない気もするのですが(笑)どう指導しているんですか?

 

これは「SEIZEの数学」の指導方針としてもまとめているんだけど、読んでないかな?「テーマでつながる数学」ってやつ。

 

― もちろん、私は読んだんですが、このインタビューの読者のために、もう1度教えてもらえますか?

 

ああ、そうだったね(笑) 僕は数学を「テーマ」という言葉で単元を越えた概念でとらえています。文部科学省の数学のカリキュラムは、海外の数学カリキュラムに比べて、素晴らしいと僕自身は信じているし、実際の授業でも、基本的には教科書の単元通りの順番で教えていくのだけど、でも、単元がコマ切れすぎちゃうことで、模試で点数がとれない事態が起きるんだよね。

 

ー 単元学習はできるけど、複数の単元にまたがった応用問題が解けないから模試のような総合問題で点数が伸びない?

そうそう。単元がコマ切れすぎちゃって、単元ごとがどうつながっているのか理解しづらいんだよ。例えば、確率が苦手な生徒さんは、集合という単元を理解できていないことが多い。集合という単元1つだけなら簡単で分かるんだけど、「集合という考え方」が身についていないと確率も理解できないんだよ。

 

そういう感じで、数学は数Ⅲの複素数平面や微分積分まで、それぞれの単元はつながっているの。その間には、図形の性質やら、いろいろな関数やら、ベクトルやら、たくさんの単元があるんだけど、それらを、僕は1つのテーマとして「式とグラフ」という言葉でつなげて、単元ごとのつながりを見せるようにしています。

 

― それが「SEIZEの数学」なんですね。理解できていなくてすみません(笑)

 

やっぱり文字だけでは分かりづらいよね… 興味がある人は直接説明するから、とりあえず1回授業をとってほしい!(笑)

 

 いいですね!「センスのいらないSEIZEの数学」にご興味ある方は、ぜひ植田先生の体験授業をお申し込みください!植田先生の枠が埋まりきる前に、ぜひ!

 

いちいちハードルあげるね(笑) まあ、でも、単元ごとのつながりを意識するというのは、文系科目でも一緒でしょ?

 

ー そうですね。古典でも英語でも、ならった文法がそのまま出ることはないですからね。例えば「-ing」という英単語が出てきたときに、進行形なのか、動名詞なのか、現在分詞なのか、それぞれの単元を理解したうえで、文中で見極めないと問題は解けないですからね。英語なら「ing」という同じ形で出てくるから意識しやすいですが、たしかに単元ごとのつながりは意識しないとです。植田先生は担当科目が多いから、つなげる作業も地道にコツコツと大変ですよね?

自分が学生だったころは感覚的に無意識につなげてたんだろうけど、確かに、生徒に教えることを前提につながりを構築していくのは大変だったね。これは、釣りの経験が活きているかな。

趣味は魚釣り!
植田先生の、趣味と教育方針のつながり

 

― 釣り?魚釣りですか?つながりが大切だとおっしゃりながら、突然、つながりが全く分からなくなっちゃったんですが(笑)

 

ごめんごめん。自然である魚を相手にする釣りと、人間である生徒を相手にする講師の仕事は、単純に比較することはできないけど、自分としてはどこか似ているところがあるなと思っているんだよ。生徒さんを魚で例えると不適切かもしれないけれど、でも、学習ってそういうものでしょう?全く関係のないものをつなげる力も学力の一部だと思っています。教育に携わる者として、何事も学びに繋げていく力というのを教えていきたいと思います。

 

― 植田先生は釣りが趣味なんですよね。つまり、釣りで地道にコツコツ続けることを学ばれたと?  


そう。いい結果を出すためには、試行錯誤して粘り強く対象に対峙し続けること、経験を活かして次につなげていくことが大切だと思っています。人間よりは単純とはいえ、魚も生き物です。だから、やっぱり気分があるんだろうね。エサに食つかないこともある。だから、エサをどう変える。どの辺に魚がいるか考える。天気や水温、潮の流れを見て、対策を練って、(魚が)食いつくまで待つ。反応が悪ければ、また対策を打つ。この繰り返しです。講師としての仕事も、試行錯誤の連続です。目の前の生徒の課題を考えて、対策して、結果をみて、結果が良ければ続けるし、悪ければまた変える。そんななかで、単元ごとのつながりと、単元ごとの違いが見えてきたり、科目ごとのつながりが見えてきたり、それを生徒に説明してみて、反応や結果を見て、次につなげる。試行錯誤です。

 

― せっかくなので、この流れで、植田先生のプライベートをお伺いしてもいいですか?釣りはどのくらいの経験が?ほかにも趣味があります?  


魚釣りは、小学校低学年からだから、30年以上?(笑)僕の父親に連れられて休みのたびに出かけて、川・湖・海、いろいろな釣りを経験しました。今は、海釣り、中でも真鯛のコマセ釣りが特に好きです。大会で競うような釣りではなくて、釣って食べてを楽しんでいます。釣りスポットを探していろいろなところに行ったからなのか、沢登や登山なども好きです。

 

ー めっちゃアウトドア(笑)それでなぜ講師になろうと?

講師になる前は、実は会社をしていました。「お客様の笑顔」をモットーに、某有名テレビ局の元スタッフ、ディレクター、イラストレーターとともにオーダーメイド型動画(ウェディング、バースデー用の動画など)を製作、販売する会社を立ち上げました。これも趣味のアウトドアとは違うんだけど(笑)学生時代の友人たちと。でも最初はそれだけでは家族を養っていけなかったので、知り合いのツテで塾講師をしていました。塾講師としての実績を評価してもらえて、生徒さんや保護者さんに感謝されていくうちに、やりがいを感じるようになりました。会社のほうも続けていましたが、講師としてどんどん忙しくなってきていたのと、やっぱりダイレクトにお客さんの反応が見れることがやりがいにつながりました。だから、会社は別の人にゆずり、僕は講師の仕事に専念することにしました。

 

ー お仕事とプライベートは別なんですね。

ゆくゆくは、アウトドアと教育をつなげていきたいと思っています。以前はSEIZEで課外授業も企画してました。誘ったことあったよね?つり船をチャーターして、生徒たちを海釣りに連れていったりね。4回くらい企画したのかな。大好評で、回数を重ねるたびに参加者が増えていきました。今は、おかげさまでSEIZEに通う生徒さんの数が増えてきたこともあって、企画できていないのは、うれしい反面ちょっと残念です。お子さんをお預かりする限り、安全面には気をつけないといけないけれど、人数が増えるほどリスク管理が難しくなるから。どう実現しようか練っています。

 

― SEIZEの課外授業には誘っていただきましたね。理系の先生のイメージと違ったことが印象的でした。ご自身で会社をされていたことが関係しているのかなぁとも思っていました。
でも、SEIZEに入るきっかけは何だったんですか?前の塾でもすぐに枠が埋まってしまう大人気講師だったんですよね。

 

前に勤めていた塾で島津先生と出会いました。当時、国語世界史の島津先生と、理系の僕で、教育について、いろいろと意気投合することがあって。SEIZEのコンセプトである「チーム個別指導」の原型はそこでできたのかな。一般的に塾講師をしている人たちは、職人気質という面があって、自分の指導のテクニックを進んで開示するようなことはないんです。だから、あまり講師間での連携は少なかったんですが、文系と理系の違いもあってか、島津先生とはいろいろと話すようになりました。考え方が近かったからか、島津先生がSEIZEとして独立するというときに、声をかけてもらいました。指導面だけでなく、今後の教育についての在り方や考え方を聞かされて、島津先生の考える今後の教育というものに興味が出てきました。ちょうど2020年の教育改革が世間で騒がれ始めていた時期でもあって、一講師としてではなく、自分も教育を創る側としてチャレンジしていきたいと思うようになりました。

 

ー 今後はどういうことに取り組んでいきたいですか?

塾講師というのは、どうしても「その先生個人」の技術に依存してしまっています。これをどんどん広げていきたいです。僕の教え方が絶対で、すべてなんだいうつもりはないけれど、これまでの実績や評価いただいた声を振り返ってみれば、一定のレベルには達しているという自負もあります。ただ、僕一人では教えれられる人数にもかぎりがあるので、自分だけの技術にしてしまっては、もったいないかな。と思ってみたり(笑)まずはSEIZE全体で共有し、経験の浅い講師であっても高い指導力がある塾にしていきたいと思っています。あとは、今は、教育改革の過渡期ということもあって、優先順位を下げちゃってるけど、趣味のアウトドアをSEIZEの教育にどうにかつなげていきたいです。(笑) 

ー なるほど、植田先生、今日はありがとうございました!