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TEACHER講師紹介

川本先生(校長 兼 英語チーフ)

インタビューでご紹介!

個別指導塾SEIZE(セイズ)が、他の個別指導と一線を画す源泉となっている「チーム個別指導」

チーム個別指導とは、「担任」を中心とした講師陣チームによって
お子さま一人ひとりに合った学習方針を立て、全科目総合的な成績アップにアプローチする指導方法です。

担任は、単なる営業マンではなく、自身も「講師」として授業を受け持ち、圧倒的な合格実績を残すSuiteクラス、Firstクラスの講師が担当。

最前線で活躍する現役講師が、いわば「チームリーダー」としてお子さまの学習方針を指揮するため、昨今の学習改革に沿った最適な学習方針の立案によって全科目総合的な成績アップに貢献し、志望校の合格へ導きます。

このページでは、SEIZEの誇る「チーム個別指導」を牽引するプロ講師を、インタビュー形式でご紹介いたします!

 



川本先生

専門科目 英語・日本史



塾講師歴25年以上。個別指導塾SEIZEには立ち上げ期から参画。前職の大手塾では、SIEZE設立前の島津とチームを組み、数多くの生徒を第一志望合格に導く。中学~高校・医学部受験などを広く担当し、「英語の川本」と呼ばれるまでの実績を残す。現在は、英語の主任として、新傾向の試験や総合選抜試験に対応すべく、英語文法を最短距離で完成させるための個別指導特化のオリジナル教材を総合プロデュースしている。また、SEIZE講師陣で最長の講師経験を活かし、SEIZE自由が丘校の校長を兼任して、SEIZE全体の指導力向上に向けて講師採用・研修を担当している。




SEIZEの「講師間の連携」に惹かれた


―  川本先生は、初対面の生徒さんに自己紹介されるとき、いつも「顔は怖いけど、優しいから」とおっしゃいますよね?今日は、顔が怖いだけでなく「優しい」し「成績もあがる」川本先生の英語指導の極意を聞かせてください。よろしくお願いいたします!

なんでちょっと挑発するような口調なんですか?(笑) なんだか面接される感じで怖いです。

―  ははは、島津先生も面接みたいだっておっしゃっていました。川本先生は、講師採用も担当されているので、ぜひ面接される側もご体験ください!
(姿勢を正して)ではまず、SEIZEへ入社を希望された志望動機を教えてください。

 

はい(笑) 

 

(姿勢を正して)第一に、SEIZEの理念に魅力を感じました。

 

― 漠然としていますね。具体的に教えていただけますか。

 

本当に面接って怖いですね…。

 

はい、これまで働いてきた塾では、生徒一人ひとりとあまり向き合うことができていなかったように思います。もちろん授業中は真剣に生徒と向き合うのですが、授業以外のこと、具体的には、他の科目の学習状況を知る機会は少なかったです。担当している生徒が複数の科目を受講しているときには、講師間で情報共有をしようと能動的に意識する必要がありました。その点、SEIZEでは「チーム個別」というコンセプトのもと、講師間で積極的に連携をとっていこうという文化があることに魅力を感じました。 

 

あの…、面接形式、やめてもらえませんか?


講師歴は25年以上!指導力は医学部受験対策で鍛えた

 

― わかりました(笑) 「これまで働いてきた塾」ということですが、講師歴はどのくらいなんですか?

 

25年以上です。ほとんどずっと1対1の個別指導塾で、英語を教えてきています。一時期、超スパルタな医学部予備校でも経験があります。その経験から、SEIZEの前で働いていた個別指導塾では、医学部受験生も教えていました。

 

― 医学部の英語は、専門用語が多く、本当の意味で教えられる人が少ないと聞いたことがあります。医学部受験生の指導経験が、前の塾で「英語の川本」と言われるまでになったんですか?

 

「英語の川本」って、なんで毎回ちょっと挑発する感じなんですか?だれに聞いたんですか?(笑) 
そうですね、医学部の、特に上位校の英語は、専門用語や理系的な背景知識を知らないと「本当の読解」は教えづらいのかもしれません。専門用語の直訳と、文法や文章構造の解釈は教えられても、文意や背景までは教えられない。それでは読解力はつけてあげられないと思っています。その点は、医学部予備校で鍛えました。生徒にもスパルタでしたが、講師にもスパルタな予備校だったので(笑)

 

でも、それは医学部の英語だけじゃないですよね。学部によって出題テーマにバラつきはありますが、歴史や科学、ビジネスや社会問題についての長文も多いですよね。英検でもそうですし。読解力というのは、英語をただ読めればいいってわけではないですから。僕の授業では、長文の文法や構造だけでなく、内容の背景知識も教えるようにしています。


趣味は、旅と映画と小説

― 川本先生ご自身はどうやって英語を勉強したのですか?留学とか?

 

いえ、留学はしてないです。ずっと日本で勉強してきました。英語は、大学生時代に一番伸びたかもしれません。一人旅にハマっちゃって。アメリカやヨーロッパを長期間ぶらぶらしていました。長いときは、1年くらい。寝泊まりが安宿だったのですが、そこで知り合った現地の人たちと話しているうちに英語が鍛えられました。中学高校は、実はかなりイヤイヤ英文法を勉強していましたが(笑)一人旅中に英語が話せるようになって、向こうで友達ができたのは、イヤイヤでも英語を勉強してたおかげかなって。報われましたよ(笑)

 

― 1年も!? あれ?でも、旅行嫌いって言ってませんでしたか?

 

はい、観光などの、目的を立てて複数人で行く「旅行」はあまり好きじゃないです。一人で、あてもなくする「旅」が好きです。

ああ、あと学生時代は映画を見まくっていました。一晩で3本とか、寝ずに見てました。それも英語力につながったかな。いや、関係ないか…(笑)

映画も、一人で映画館へ行くのが好きだったのですが、今は結婚しているので、旅も映画も、ほとんど行けてないですね。代わりに、小説を読み漁っています。

 

― ええ!川本先生って結婚してたんですか!知らなかった!そういえば、あんまりプライベートなこと話されませんね。ここで聞けてよかったです。せっかくなので、映画や小説はどんなのが好きなんですか?

 

映画で好きな作品はいろいろありますが、やっぱり『ゴッドファーザー』が好きですね。小説は、伊坂幸太郎とか東野圭吾が好きです。

 

― 月並みですね。話が広げづらいです。

 

それは失礼しました(笑)


授業は、怒らず楽しくがモットー

 

― いや、すみません、怒るかなって試してみました(笑) 川本先生が怒ってる姿をほとんど見ないんですよね。

 

そうですね。あんまり怒らないですね。授業で怒っても、いいことはありません。叱って成績があがるなら叱りますけど、怒るだけじゃ生徒との関係が悪くなるだけですから。特に個別指導では。昔は、けっこう怒っていたのですが、長く講師をしてきて、だいぶ丸くなりました。

 

― 怒らないのは、確かに「優しい」に通じるのかもしません。怒らないですが、けっこう激しい言葉づかいされますよね? 計算ですか?

 

怒らないですが、代わりに、口は悪めかもしれません。(笑) 生徒が怒らないギリギリのところで発破をかけることが多いです。もちろん、計算です。

 

……。半分は(笑) 

 

でも、相手は見ていますよ。これは授業で心掛けていることでもありますが、生徒のレベルに合わせて、論理的かつ丁寧に教えるようにしています。言葉づかいについても相手を見ます。英文法の例文とか、英語の長文って、正直、おもしろい文章がないんですよ。普通に解説していると、どんどん静かになっていっちゃう。だから、相手が大丈夫そうなら、崩した言葉づかいをします。笑いになるようなら、固い英語の勉強もなごみますから。なんでも楽しくないとね。


英語力アップに裏ワザはない…
でも、効率のいい勉強法はある!

― これまでお勤めの塾で「英語の川本」と呼ばれていた理由を、川本先生ご自身はどう分析していますか?


イヤな聞き方しますねぇ(笑) それに「英語の川本」ってだれが言ったんだろう…。ただ、英語を教えるときの方針という意味では、英語に触れる量を確保させるようにしています。文法も大切ですが、一定のレベルまでは、必要最低限の文法があればいいと思っています。最低限の文法を教えたら、次は音読です。文法や単語帳の単語を丸暗記したところで、英語が読めるわけではありません。そして、当然ですが、(英単語の丸暗記だけでは)聞く、書く、話すも、できるようにはなりません。だからこそ音読して、音で英語に触れてもらっています。シンプルな音読から、少しずつシャドーイング、ディクテーションなどの方法を使っていきます。とにかく音で、たくさんの英語に触れてもらいます。そうすれば、リスニングもライティングも自然と力がついてきます。

 

― 怒らせるつもりではないんですが、正直に言って、音読やディクテーションって、奇抜な方法というわけではないですよね。こうすれば英語はすぐ伸びるというような裏ワザはないんでしょうか?

 

生徒たちにもよく聞かれますが、残念ながら、僕は英語に裏ワザはないと思っています。英語は言語ですからね。それに、裏ワザがあるなら、こんなに英語に困っている日本人がたくさんいるわけないですよね。こんなに英語塾があるのに、比例するように英語で困っている人もいる。残念ながら裏ワザはないですが、でも効率的な方法はあると思っています。

 

たとえば、文法なら勉強する順番を変えることはできると思います。共通テストのような問題なら、最初の文法学習を最低限にして、英文解釈や読解を鍛えながら文法も一緒に伸ばす方法が最適である場合があります。ただし、一部の大学入試に出るような「ザ文法問題」の対策には、文法も時間をかける必要がありますが。

 

― 英単語はどうでしょうか?

 

英単語の暗記も、発音すると効率がいいです。書くことと発音することを同時に行うことで、二重のアウトプット効果があります。また、フレーズで暗記することを勧めています。たとえば、followという単語だけで暗記するのではなくfollow the adviceのようにフレーズ覚えるようなことです。

 

これも奇抜な方法ではないですが(笑) 僕のやってきたことは極めて常識的なものです。

 

― なるほど、「凡事徹底」という言葉を思い出しました。単語を暗記するとか、英語に音で触れるとか、そういう面倒なことを徹底させることが大切なのかもしれません。川本先生の授業では、生徒がよく笑っているように思います。そういう信頼関係が、面倒なことに取り組ませる推進力になっているようです。

 

おお!分析ありがとうございます(笑) たしかに、塾講師の後輩には、よく単語の暗記をどう教えているかと聞かれますね。僕はあまり意識したことなかったのですが、どの先生にとっても、生徒を単語学習に取り組ませるというのは永遠の課題なのかもしれません。生徒と信頼関係をつくることで「凡事徹底」の第一歩とする。ここで、僕の言葉づかいが役に立っているわけですよ。うん、そういうことです。

 

― 言葉づかいは後付けが過ぎる気が(笑) 

 

読解は、さっきも言ったかもしれませんが、背景知識と一緒に教えるようにしています。そして、くだけた言葉づかいで「超訳」することを意識しています。文化の違う英語圏の文章をただ直訳すると、文章の意味自体はわかっても、楽しくないですよね。英語を苦手な生徒が多いのは、文章が退屈だからってのもあるんじゃないかなと思っています。テストが課される以上しょうがない面もありますが、僕の授業ではできる限り、生徒たちの日常生活になぞらえて、イメージしやすい例を交えて「超訳」して解説するようにしています。


次なる挑戦は、後進育成

 

― 25年も続けてこられた講師のやりがいはなんですか? 

 

教えるだけでなく、目標に向けて努力していく過程から、生徒の人間的成長を感じられるときです。

 

― 小説好きっぽい言葉ですね(笑) では、いくつかの学習塾で働かれたうえで、今SEIZEで講師をする楽しさはなんでしょうか?

 

オリジナル教材の「SEIZEスタディワーク」づくりは楽しいですよ。自分の指導経験を盛り込んで、生徒の成績アップは当然、同時にSEIZEの講師全体の指導力向上を目的に作っています。これまでの経験が活きているようで楽しいです。今は文法の最短学習「ワーク」を作っていますが、読解力については、どうしようか考えています。自分が生徒を教えるだけならいいんですけど、後進育成も同時にできる教材となると…。「超訳」するためには、ある程度の人生経験も必要ですから。それをどう伝えていくか。この年になって新しいチャレンジがあって楽しいです。早く作って引退するのが夢です(笑)

 

― 川本先生の読解力オリジナル教材を楽しみにしています!
引退はさせませんが(笑)インタビューはここで終わらせていただきます。ありがとうございました!